このようなブームには、「IT大国化したインドへの興味」が大きく関係しているという。インドは現在、日本はもちろん、世界のIT産業にとって不可欠な存在になった。その国力がどのように培われたのかが、注目されている。実際、近年のインドは優れたIT技術者を数多く輩出している。例えば…(略)なるほど… 「インド式計算」ブームの裏には、IT大国となったインドへの興味、かぁ…。
インドで優れたIT技術者が育つ理由の1つは、おそらく伝統的な算数教育の徹底ぶりにある。例えば日本人は掛け算を九九(81通り)までしか暗記しないが、インド人は一般的に19×19(361通り)まで暗記するという。(略)このようにしてインド人は小さいころから算数の基礎体力を身につけている。これが、ゆとり教育を見直している日本人に新鮮に映った。そうそう、「ゆとり教育」。わずか数年で終わっちゃいましたが、おもしろい試みではありました。しかし、理想と現実の差は、あまりに大きく…(泣)。でも、こうしてみると、日本の学校教育で習う「九九」と、インド人が習う「九九」――「インド式計算」の中核――は、真反対ですね。インド人、こんなに勉強するんだ〜
…って、必要に迫られて、なんですね。これじゃあ、頑張るわけです。もう、「インド式計算」使いまくり
親からおつかいを言いつけられた子供は、お店に出向いた際、店員に騙されないように値切り交渉を行う必要がある。その際、暗算やメソッドが大いに役立つ。買い物の後は、その計算について親に報告しなければならないので、子供たちは必死になる。インドで優れたIT技術者が育つ背景には、このようなお国柄も関係しているようだ。
そして、、
インド式計算ブームにはもう一つの背景がある。いわゆる「大人のドリル」や「脳トレ」の新機軸としての側面だ。出版界では2003年に発行された『脳を鍛える大人のドリル』(川島隆太著/くもん出版)以来、大人向けドリルがブームになった。(略)インド式計算は、これらの一連のドリル本に新しい感覚を持ち込んだ。

